志望理由について スタイリング好きがきっかけで出会った、自分の進む道
僕自身、もともとワックスなどを使ってヘアスタイリングするのが好きだったんです。そこからナプラを知りました。
学生時代には高分子を勉強していました。今の業務に直接関係するわけではないのですが、化粧品の原料にも高分子があったりするので活かせているとは思います。
大学院1年の10月ごろにナプラのインターンシップ*に参加して、実際に働いている社員の方の話を聞いて「この会社いいな」と直感で思い、志望度が上がったのはそこからです。
美容業界に絞っていたわけではなくて、化学系のメーカーも志望には入れていました。でもインターンを通して自分がやりたいことができそうだと思ったので、ナプラに決めました。
仕事で嬉しかったこと 失敗は必ず改善に活かすこと
一番印象に残っているのは、初めて自分が担当した案件が商品化された時ですね。自分が手掛けたオイルに関しての感想を、モニターサロン様から伺う機会があった際「このオイルいいね!」と言っていただいて。実際に商品化するとなった時は、徳島にある工場へ大阪から出向いて調合に立ち会いました。
もちろん嬉しかったのですが、実はその時にミスも発生してしまって。そういう意味でも忘れられない経験です。ミスについては上長や徳島研究のベテランの方に助けていただいて、何とか乗り越えました。ものすごく不甲斐なかったのですが、同時に「次に活かそう」と思って切り替えました。
それ以来、しっかり自分で最終確認する他、周りの人にもチェックしてもらうようにフローを改善して対策しています。失敗することがあっても、「じゃあ次にどうすればいいのか」ということを考えて、行動に落とし込むように心がけています。
営業の仕事について 自由度の高さと、つながりの強さ
研究職全体としては処方(商品づくり)と薬事(薬機法や書類業務)の割合は、おおよそ7対3くらいで処方のほうが多いのですが、薬事関係の書類業務は大阪研究が担っています。
原料メーカー様から新しい原料の情報をいただいたり、こちらからアイデアのヒントを相談することもあります。
処方開発に関しては営業の方から案件をいただき、リクエストに沿うよう処方して商品づくりをしていきます。サロン様からの評価をいただく前に営業の方と緻密にやりとりをして試作品を使ってみてもらうなど、営業との接点は多くあります。
徳島研究との連携も頻繁にあります。大阪研究の人数は少なめで若手も多いので、徳島の方に意見を聞いたり、電話で相談することも多いですね。
ナプラは本当に自由度が高い会社だなと思います。入社前からそう聞いていたものの、想像以上でした。
例えば気になる他社製品の研究などの試行錯誤にも時間をあてられるので、そこから新しい発見があって、自分の案件に活かせることもあります。
ナプラについて “なぜ”を大事にしながら、仲間と共に
仕事をしていてうれしい瞬間というと、やはり自分が作った商品が世に出たときです。
それとサロン様から高評価をいただいたときなどは、もうガッツポーズしちゃいますね。営業から良いフィードバックをもらったら、先輩や後輩とも共有して、みんなで一緒に喜び合っています。
研究職というと黙々と作業するイメージがあるかもしれませんが、ナプラでは会話も多く、試作しながら雑談することもあるし、明るい雰囲気の中で働いています。
仕事をする上で大切にしているのは、「なぜ」を大切にすることです。
指示された仕事に対しても、「なぜ必要なのか」と背景を理解しようとする。その姿勢を持っているかどうかで、モノづくりの精度も変わってくると思います。
ある1日のスケジュール ONE DAY SCHEDULE
9:00
出社
10:00
医薬部外品承認申請書作成
11:00
薬務課へ
12:00
昼休憩
13:00
処方設計、試作・評価、お問い合わせ品の検査
15:00
原料メーカー様とのWEB面談、試作・評価
17:30
業務まとめ、翌日の準備
18:00
退社