ケアする?スタイリングする?オイルの正しい使い分け

オイルでダメージケア、オイルでスタイリング。メイクだけでなくヘアも“オイル美容”が当たり前になっている今。人気の高まりと共にオイルアイテムも増え、何をどう使えばいいのか迷ってしまいますよね。正しい使い分け方、教えます。

「エヌドット」、2種類のオイル

 「N.シアオイル」と「N.ポリッシュオイル」。人気の「エヌドット」シリーズにもオイルは2種類あります。大きな違いは、使うタイミングと目的。「N.シアオイル」は洗い流さないヘアトリートメント。入浴後、ドライヤーで髪を乾かす前に使います。いわゆるアウトバス用トリートメントですね。一方「N.ポリッシュオイル」は、スタイリング剤。髪を乾かしたあと、スタイリングの仕上げとして使います。ウェットな質感になるため、今っぽいヘアスタイルを作るときに欠かせません。

間違った使い方をするとどうなる?

 でも、「N.シアオイル」をスタイリング剤として、「N.ポリッシュオイル」をアウトバストリートメントとして使っても問題ないんじゃないの? そんな疑問もわいてきます。実際、どうなのでしょうか。

まず、「N.シアオイル」をスタイリング剤として使う場合。「N.シアオイル」はさらっと軽いテクスチャーが特徴。そのあとのスタイリングの邪魔をしないよう計算して作られているので、スタイリング剤として使うと付けた瞬間はウェットな質感になりますが、時間が経つにつれ乾いてしまいスタイリング効果は期待できません。保湿成分フラーレンやマルラオイル、3つの超高圧処理オイルを配合したダメージケアに特化したのが「N.シアオイル」。ドライ前に使って芯から潤う健やかな髪を目指しましょう。

 「N.ポリッシュオイル」はシアバターなど天然由来成分のみで作られているので、「N.シアオイル」よりも重い質感。スタイリング剤として最適で、髪にツヤ感と動きを与え、ウェットな質感をキープします。その性質ゆえアウトバス用トリートメントとしてたっぷり付けてしまうと、髪が乾きづらくなってしまうことも。同じオイルでも、用途は違うものなのですね。正しい使い方を知ってヘアスタイルを楽しみましょう。

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