さらっと軽い質感なのに芯から潤うきれいな髪。「N. ケラリファイン システムトリートメント」が、トレンドサロンに欠かせないメニューになっている理由とは。ALICe by afloat代表のムッシュ豊田さんがプロの視点で解説します。
サロンで多くのお客さまに接するなかで最近感じるのは、“時代が変わってきた”ということ。これまでのシステムトリートメントは重い質感がよしとされてきましたが、今は違います。お客さまが求めているのは、“サラピカ”な質感。“しっとり”ではなく、髪の芯をしっかり作り、どうさらっと仕上げるかということが重要です。
「N. ケラリファイン システムトリートメント」で施術した髪を触った瞬間、“これが新しい時代のトリートメントだ!”と思いました。髪本来の強さとサラサラ感、その両方を感じることができました。
システムトリートメント後、スタイリングをした仕上がりのイメージは、チャーハンです。油っぽさもありながらパラっとしている、あの感じ。トリートメントでさらっとした軽さを、スタイリングのオイルとバームで今っぽいウェットな質感を出します。そのバランス感こそがトレンドを発信するサロンに必要なものだと感じています。だから、「N. ケラリファイン システムトリートメント」と「N. ポリッシュオイル」、「N. ナチュラルバーム」をシリーズ使いできる「エヌドット」を僕たちは愛用しています。
なぜ“サラピカ”な質感が求められるようになっているのかというと、その一因はコリアンビューティの人気にあります。韓国ヘアに憧れる女子が増えるにつれ、ふんわりとした質感がトレンドに。また、今は家にいる時間が増えているので、スタイリング剤を付けすぎないことが好まれています。スタイリング剤を付けていてもベッドにそのまま横になれるくらいがベスト。家にいるときはオイルだけ、出かけるときにバームを足すくらいがちょうどいい質感です。
ほどよいスタイリング力とウェット感を出すなら、バーム:オイル=2:1がベストバランス。
「N. ナチュラルバーム」と「N. ポリッシュオイル」を手のひらでよくなじませ、スタイリングします。2:1くらいの割合がおすすめ。まず、顔まわりに付けてから全体の毛先に塗布。余ったものを前髪に付ける、という順番です。ベタついて見えがちなトップには付けないことで、程よいウェット感を与えることができます。前髪は、全部を下ろしてから表面部分を横によけるだけでシースルバングにすることができるので、簡単に韓国ヘアが作れます。
バーム&オイルは、顔まわり→全体の毛先→前髪、の順に。
トリートメントの役割は、お客さまが“どうなりたいか”で変わってくるので、そこを読み違えることなくトリートメントからスタイリングまでトータルでの設計を考えることが美容師の使命だと感じています。
前髪を下ろしてから表面をよけると簡単・シースルーバングに
ALICe by afloat
代表
ムッシュ豊田
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ALICe by afloat
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